浄土真宗
「浄土宗」と「浄土真宗」この違いを知らない方、実はかなり多いのです。
どちらも、阿弥陀如来を信仰しているし、極楽浄土を目指していると言う点では似ているのですが、異なる点も沢山有ります。
まずは、開祖の違いです。
浄土宗の宗祖は、法然上人という人です。
浄土宗では、実際に阿弥陀経をメインにした念仏を唱えることが大切であると考えます。
一方、浄土真宗の宗祖である親鸞聖人は、信じる気持ちこそ大切であると言います。
もちろん信じるが故、念仏が必要になってくるのですが、まずは信じる気持ちこそが大事なのです。
もともと親鸞聖人は、浄土宗の開祖である法然上人を尊敬していたのですが、法然上人の死後、別の宗派を立ち上げました。
浄土宗と浄土真宗は、今では違う宗教として言われていますが、元々は対立した宗派ではなかったのです。
ですので、信仰の対象は同じ阿弥陀仏、主とするのは阿弥陀経なのだそう。
しかし、浄土真宗の大きな特徴は、僧侶が妻や子供を持つことを許している点です。
明治時代まで、僧侶が妻子をもつ事を許していたのは、浄土真宗だけだったのです。
これは、浄土真宗の宗祖である親鸞聖人自身が妻も子供も持っていたためなんだそうです。