ヒンズー教
インド国内に8億人を超える信者を抱えるヒンズー教。
信者の数としては、世界3大宗教であるキリスト教、イスラム教、仏教と並ぶほどですが、ヒンズー教徒が多いのは、主にインド国内であるため世界仏教とは呼ばれていません。
ヒンズー教には、「カースト」と言われる社会階級制度があり、このカーストがインド社会を作っていると言っても過言ではありません。
カーストの階級が高い人は、階級が低い人と話すこともせず、さらに階級が低い人に対しては見ることも、触ることもしません。
ヒンズー教の結婚は、同じカースト階級の相手を選ぶ必要があり、階級がちがうもの同士の結婚は差別や、家族問題になってしまいます。
仏教が生まれたとき、前の時代から信仰されていたヒンズー教によって、仏教は迫害されました。
ヒンズー教徒だった釈迦が、仏教の中で説いたのは、人間は社会階級で決められるものではなく、その人の心がけと人格によって決められるべきだというヒンズーの考えに反するものだったためです。
しかし、インドネシアのバリ島では、カーストのないヒンズー教「バリヒンズー教」が信仰されています。
良いか悪いかを言い切ることは出来ませんが、ヒンズー教カースト階級で良い思いが出来るのは、ほんのわずかな人々です。